器具の準備

コーヒーをいれるのに必要な器具をご紹介します。まずは「まずはここから」の器具から始めてみましょう。

もっと興味がわいてきたら「あるとベター」の器具も少しずつ買い揃えていくとより楽しめます。

まずはここから

①ドリッパー&ペーパーフィルター

→ハリオというメーカーの円すいドリッパー1〜4杯用を使います。最近ではスーパーの調理器具コーナーでも見かけるようになりましたので手に入りやすいと思います。またドリッパーには豆の計量スプーンもついてきますので、それも使います。

ペーパーフィルターは円すいドリッパー用のものを使いましょう。


②コーヒーサーバー

→写真はハリオの450ml入るサーバーですが、メーカーはどこでも構いません。容量は450mlくらいのあまり大きくないもので十分です。


③ドリップポット または 急須など

→細口やかん(ドリップポット)があるとベストですが、意外と高いですし他の用途にはあまり向かないので、コーヒー入門の時点では急須などで代用すると良いでしょう。

急須を使う場合はなるべく大きいものを選び、また注ぎ口のゴムをつけたままの方がお湯を注ぎやすくなります。


④マグカップ、コーヒーカップなど

→飲む用のカップとは別にカップを1個用意します。これはドリップ最後に残った抽出液を受けるためのものです。

コーヒーをいれる際にドリッパー・サーバー近くへ置いておきましょう。忘れると慌てることになります!


器具はとりあえずこれだけあれば何とかなります。だいたいのご予算はドリッパー400円+サーバー700円+ペーパーフィルター(40枚入り)200円=1,300円。ここにドリップポットor急須の費用が加わります。

ドリップポットはピンキリで1,500円〜ものによっては1万円以上(!)するものもあります。ホームセンターなどに売っていますので色々見比べてみるとよいでしょう。写真のものは1,500円ほどですがなかなか使い勝手もよく重宝しています。

1個1個の器具はあまり高いものではなく、また大事に使えば長く使えます。ここは節約してコーヒー豆の購入に予算をあてましょう。

あるとベター

自宅で本格的にドリップコーヒーを楽しみたくなってきたら、以下の器具も順次揃えていくとよいでしょう。


⑤コーヒーミル

→コーヒーミルがあると自宅でも挽きたての豆からコーヒーを楽しめます。電動ミル(右側)ならスピーディに豆を挽くことができとても便利です。

ただ電動ミルは値段が高いものも多く、よいものは高いです。(2万円〜)電動ミルを買う場合は「ミキサー型」よりも「ナイスカットミル」などの豆が上から下へ落ちる形のものがよいでしょう。

手動ミル(左側)なら2,000円くらいで手に入るので、まずはこちらから入るのがオススメです。KALDIなどで買えます。

※ただし豆を挽くのにそこそこ時間がかかります。忙しい朝などにはご注意!

手動ミルは写真の形のものが分解掃除しやすいです。


⑥料理用温度計

→お湯の温度を確認するのに使います。1,000円以下のもので十分です。

湯温はおいしいコーヒーを安定していれるのにとても重要ですので、できたら早い段階で買っておくとよいでしょう。


⑦お気に入りのコーヒーカップ、ティーセット

→個人的には一番大切な器具です。こちらのページで詳しく